体験

劇場版「響けユーフォニアム」本気をどこかに忘れてきてしまった人への処方箋

7月に起きた、京都アニメーション放火事件。

そこで初めて、見たことはないけども名前だけ知っている「けいおん」「涼宮ハルヒ」のアニメを作っている会社だと知りました。
Twitterを眺めていたら、新宿ピカデリーで京都アニメーションの作品を一挙公開」というのを発見。
なんとなくですが、観に行ってみようと思い立ちました。

新宿ピカデリーで京都アニメーション特別上映

2019年8月23日~9月5日の期間に1日1回という形での上映。

8/23(金) 『映画けいおん!』
8/24(土) 『小鳥遊六花・改~劇場版 中二病でも恋がしたい!~』
8/25(日) 『たまこラブストーリー』
8/26(月) 『劇場版 境界の彼方-I’LL BE HERE- 過去篇』
8/27(火) 『劇場版 境界の彼方-I’LL BE HERE- 未来篇』
8/28(水) 『映画 ハイ☆スピード!-Free! Starting Days-』
8/29(木) 『劇場版 響け!ユーフォニアム~北宇治高校吹奏楽部へようこそ~』
8/30(金) 『映画 聲の形』
8/31(土) 『劇場版 Free! -Timeless Medley-絆』
9/1(日) 『劇場版 Free! -Timeless Medley-約束』
9/2(月) 『劇場版 響け!ユーフォニアム~届けたいメロディ~』
9/3(火) 『特別版 Free!-Take Your Marks-』
9/4(水) 『映画 中二病でも恋がしたい!-Take On Me-』
9/5(木) 『リズと青い鳥』

シリーズものを見るなら全部見たいなあと、自分の予定を確認するとちょうど「響けユーフォニアム」なら大丈夫ということで『劇場版 響け!ユーフォニアム~北宇治高校吹奏楽部へようこそ~』、『劇場版 響け!ユーフォニアム~届けたいメロディ~』、『リズと青い鳥』の3作品を鑑賞しました。

アニメって子供のころも好きでよく観ていたけど、大人になってから観ると、また違う感動があるんだなあとしみじみ感じています。
『劇場版 響け!ユーフォニアム~誓いのフィナーレ~』は今回上映されなかったので、何処かに観に行くか、悩み中。

余談ですが、ユーフォニアムというのが楽器だと初めてこの作品で知りました。

響けユーフォニアムとは

武田綾乃による小説、及びそこから派生したアニメ、漫画作品。
2013年12月にシリーズ一作目となる『響け!ユーフォニアム~北宇治高校吹奏楽部へようこそ~』が刊行。
京都府宇治市の高校を舞台に、吹奏楽に青春をかける男女の姿を描いた作品。
アニメは2015年4月から第一期(全13話)が、2016年10月から第二期(全13話)が放送。その後、テレビシリーズの総集編映画化。

京都府宇治市が舞台に、吹奏楽部に全力で取り組む高校生達の青春を描く。
弱小吹奏楽部に新しい顧問や吹奏楽経験者の一年生達が加入した事をきっかけに、部員達は人間的にも演奏者としても成長していく。
高校生ならではの恋愛、葛藤、受験などが絡み合いながらも、「全国大会」という目標に向け吹奏楽に打ち込んでいくストーリです。

京都アニメーションの特別上映ならでは?の出来事

今回、京都アニメーションの事件を受けての特別上映でした。
おそらく私のような人よりも、ずっとこの作品が好きで好きでという人ばかり。

開場してすぐに行列になったのは、こちらの上映案内の写真撮影。あまりの行列でスタッフさんが「一人1枚まで」と声かけをするほどでした。

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エンドロールが流れてもだれ一人立たない。
劇場版 響け!ユーフォニアム2作品のキャラクターデザイン・総作画監督を務めた池田晶子さんだったこともあり、ちょっと泣いている人も・・
さすがに青い鳥とリズの終了時間が23時30分だったので、階段近くに移動される人がいましたが、そこで立ってみていたと思われます。

そして、エンドロールが終わったら大拍手。

私は初めて観ましたが、こんなに愛されている作品なんだなあとしみじみと感じました。

映画 響けユーフォニアムの世界を堪能

吹奏楽といえども、団体競技。漫画の王道でもある、弱小から全国出場を果たす・団体競技ならではのいざこざもあり、まさにスポ根だといえる作品です。

『劇場版 響け!ユーフォニアム~北宇治高校吹奏楽部へようこそ~』は主人公の久美子が中学時代に「ダメ金」をとったシーンから始まります。
「全国に行きたい」と言いつつも、本当はいけないと思っている。
そんな、建前と本音の使い分け。それは大人でもあるのではないでしょうか。

そこから挫折も味わい、本気になっていく。それはだれかに褒められるとか報酬があるといった外的モチベーションではなく、自分から上手になりたいと悔しい思いをして打ち込む内的モチベーションの高さを感じられます。
自分自身を振り返ると、本気・挫折を味わうって嫌だけど、後から振り返ればいい経験なんだろうなと今では思います。

私自身、小学校から高校まで部活動をしていましたが、そこまで本気では打ち込んでいませんでした。
ただ、やっていたという事実があるのみです。
こういう部活動ってベタかもしれないけど、内的モチベーションが高くなるという経験が乏しいのです。

だからこそ、映画で内的モチベーションというものに触れると、うらやましく感じてしまいます。
「本気でやろう」と思っていても、どこかで本気になれない自分がいるのかもしれません。幸か不幸か「本気になればできる」「私の実力はこんなもんじゃない」とは決して思っていません。
ただただ、本気でやっているけどこれは本気なのだろうか?と自問自答することがあるということです。

本気をどこかに忘れてきてしまった大人へ

私は本気をどこかに置き忘れてしまったのだろうか?と映画を見て感じました。
もともと、団体で何かをするというのを避けているので、仲間とのモチベーションを上げるということもないし、ただただ一人で黙々と作業ということが多い。
一人がいいわけではなく、誰かと向き合って葛藤するのが面倒に感じているのかな。

ただ、この映画を見て、そういう本気になって打ち込む姿っていいなあと本当に思いました。

「譜面は書かれていない気持ちを汲み取る」ということと同じように、言葉と言葉にある自分の気持ちをもっと感じていけたらなと。

たまたまではありますが、響け!ユーフォニアムの世界観に触れることができ、自分と向き合う機会がもててよかったです。

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ABOUT ME
ひよこ
三鷹在住アラフォー既婚女子。 三鷹の美味しいお店や生活情報を中心に、趣味の登山や旅行の記録です。 直感と運で生きています。 お問い合わせ・感想などはお問い合わせフォームよりお願いいたします。