今回の松本旅行の目的のひとつでもある「松本市美術館」に行ってきました。
ランチをした浅田からは徒歩3分ほど。駅前からのびる「あがたの通り」沿いにあります。
交差点を渡ろうとしたときに松本周遊バス「タウンスニーカー」の草間彌生さんデザインの「クサマバス《水玉乱舞》号」を発見しました。
1台だけこのデザインなので、運行しているところが見れるのは、運がいい!
松本市美術館で草間彌生さんの作品を味わう
松本市生まれの草間彌生さん。
常設展では草間彌生さんをはじめ長野県に縁のある作家さんの展示となっています。
美術館の敷地に足を踏み入れた瞬間から草間彌生さんが感じられます。
草間彌生さんの代名詞といってもよいドット柄。
高さは10m以上あり、触手のように伸びた茎やその花は迫力満点。
カラフルでもちろんドット柄ですね。
松本市美術館で草間彌生の「魂のおきどころ」を鑑賞
入り口を入り、チケットを並ぶところにはまた草間彌生さんの作品が展示されていました。
常設展のみのチケットを購入し、さっそく草間彌生さんの作品を鑑賞します。
美術館の中では、絵や展示物などをたっぷりと楽しめます。
草間さんというと入り口にあったようなドット柄のイメージしかなかったのですが、絵画はまったく違う印象でした。
館内の紹介で初めて知ったのですが、「繰り返し襲う幻覚や幻聴から逃れるために、それら幻覚や幻聴を描きとめる絵を描き始める。」とのこと。ウィキペディア(Wikipedia)にも掲載されていますが、だからこそあの絵画になるのかと妙に納得しました。
(ちなみにオットは幻覚や幻聴のあることを知っていました。ビックリ。)
最初期の作品から新作まで 全68作品、草間彌生の原点から現在までをじっくり鑑賞できます。
絵画だけではなく、立体作品のほかに鏡や光を使った作品も多く
「新たなる空間への道標」「ナルシスの庭」「シャングリラの鏡」など、草間彌生ワールドを堪能できます。
館内は撮影禁止ですが、松本市観光協会に少しだけ掲載されていました。
館外も草間彌生さんのドット柄!
ミュージアムショップでは、草間彌生グッズや画集、本などが色々購入できます。
外の庭園に行ってみようとすると、こちらも草間彌生さんのドット柄です。
庭園の奥にはレストラン「ビストロサンチーム」があります。
松本に行ったらオススメしたい松本市美術館
交通の便もよいですし、オブジェや彫刻・絵画といろいろな美術を楽しむことができます。
行く前の草間彌生さんの印象とは違う作品もありましたし、実は絵画と庭のオブジェくらいかなと思っていましたが
こんなに見ごたえがあるとは!!そして、ドット柄に込められた想いを感じることができました。
草間彌生さんのインタビューがあちらこちらにあるのですが、作品に対する情熱と集中がすごいんだろうなと感じます。
松本旅行というと松本城がメインかもしれないですが、是非とも松本市美術館もオススメです!
松本市美術館 情報
項目名 | 松本市美術館 |
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住所 | 松本市中央4-2-22 |
電話番号 | 0263-39-7400 |
入場料 | 410円(学生200円・中学生以下無料) 企画展は別途 |
入館可能時間 | 9時~17時 |
休館日 | 月曜日(祝日時は翌日。通常8月は無休)・12/29~1/2 |
HP | http://matsumoto-artmuse.jp/ |
特集展示「草間彌生 魂のおきどころ」は2019年5月21日(火) 〜 2021年3月31日(水)