本宮神社を後にして、向かうのは滝尾神社。
足がずいぶんと疲れてきましたが、滝尾神社に到着~!
重要文化財 滝尾神社(たきのおじんじゃ)
正保3年(1646)の建立
日光二荒山神社の別宮。本宮、新宮(現在の二荒山神社)とともに日光三社権現の一つである。女峰山の女神、田心姫命(たごりひめのみこと)を祀る。弘仁11年(820)弘法大師が創建したと伝えられる。明治4年の神仏分離までは楼門に大師の筆といわれる「女体中宮(にょたいちゅうぐう)」の額が掲げられ、仁王様が安置されていたという。
重要文化財 桜門
重要文化財 楼門(ろうもん)
重層入母屋造(じゅうそういりもやづくり)総漆塗り(そううるしぬり)元禄10年(江戸時代1697年)に移転新築された。それ以前は正面参道石段を登った付近にあり、おなじくらいの門であった。
拝殿。楼門くぐったらすぐのところにあります。
私以外に2組しかおらず。日光東照宮の混雑ぶりはなんだったのか?と思うくらい。静かな中で参拝することができました。
縁結の笹
本殿と唐門はだれもいなくて、ゆっくりと参拝しました。
滝尾稲荷神社
弘法大師空海によって建てられた。神仏習合の時代
滝尾稲荷神社のご祭神は宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)。別名、稲荷大明神。現在の建物は昭和43年再建
稲作・農業の神様として信仰される稲荷神社なので、やっぱりこれからも美味しいものがいただけますようにと参拝させたもらいました。
無念橋。俗名願い橋
滝尾神社のご神体は女峰山。この無念橋(願い橋)を自分の年齢分の歩数で歩くと女峰山の奥宮に行ったことになる。
普通に歩いたら2歩くらいで渡れるところをムリヤリ年齢の数の歩数かけて歩きました。
無念橋を渡ると三本杉のご神木
峰山の女神が降臨したという御神木です。
当初の三本は、元禄十二年(1699年)、延享四年(1747年)、寛延二年(1749年)にそれぞれ倒れ、現在の木は二代目。初代最後に倒れた木は、腐木となって現在でも横たわっています。
横たわりつつもまだ生命力が残っている杉でした。
日光滝尾神社 酒の泉
日光の名水として知られている湧き水。醸造家の信仰が厚く、この水を源として酒を造ると良い酒という。
酒の泉では水を汲むことはできません。二荒霊泉で飲むことができます。
酒の泉は網がかけられていました。もっと綺麗な場所を想像していましたが、ちょっと違いましたね。
ただ、この自然の中で湧いているお水なので、美味しいのは間違いないでしょう!
安産子種石
子供が授かるように、また安産でありますようにと、この霊石に祈れば霊験があるというので、今日でも参拝者が多い。
私の前に3人組がこの石の前に立っていました。
「うーーん、もう子供とかっていうアレでもないのよね。ま、これから妊娠したいとかこれから出産の人が無事に生まれるように祈りましょう」
とおっしゃっていました。
日光って開運スポットが沢山ありますが、自分のためでなく、自分の周りの人のためにも行動できる人が開運するんだろうなと感じます。
祈りの場もありました。
とても静かな中で沢山のスポットを巡り、いろいろと考えるきっかけができました。
先ほどみた白糸の滝まで戻ります。
帰りは来た道ではなく、二荒神山社に向かう道でもどります。