早稲田文庫のマスターであった早稲田大学卒業生の日下さんが、吉祥寺に茶房武蔵野文庫を開店。
1949年に早稲田文庫が開店、1984年に閉店。武蔵野文庫は1985年に開店し、2015年6月に30周年を迎えました。
お店の食器は小石原焼(こいしわらやき)が使われていて、店内でも販売しています。
吉祥寺「茶房 武蔵野文庫」へのアクセス
東急百貨店裏通りにある武蔵野文庫。
通りの並びには、山本ハンバーグ、多奈加亭吉祥寺本店 があります。
ゆっくりと落ち着いた店内でテーブル席とカウンター席があります。
吉祥寺「茶房 武蔵野文庫」のメニュー
武蔵野文庫は「茶房」ですが、早稲田文庫の時代から引き継ぐ秘伝のレシピのカレーライスが名物。
また、数量限定のモーニングやケーキや季節限定の焼きりんごも人気です。
武蔵野文庫の名物 カレーセットを注文
迷わず、カレーセット(カレー+ドリンク)を注文しました。
カレーにはミニ・大盛もあります。
最初にサラダとカレーの薬味。
入り口で同じ食器が販売されていますが、福岡の小石原焼で統一されています。洋食でも和食でも、料理が映えそうな和食器です。
しばらくするとカレーが到着。
カレーは色が濃いめ。
存在感のあるジャガイモとチキン。口に入れるとホロリと崩れてしまうくらいにしっかりと煮込まれています。
ぴりっとスパイシーな深みのある味わいです。
食後には紅茶。香りのよい美味しい紅茶でした。
紅茶のカップも和食器で、すごく素敵です。
休日のランチタイムでしたが、とにかくひっきりなしに来店されます。
文豪の香りのする茶房武蔵文庫
私はカウンターに座ったので、席からは見えませんでしたがお手洗いにの付近には、本がいっぱいに詰まった吊り本棚・古美術品もあります。
早稲田文庫時代のものを譲り受けたものあるそうです。
文庫という店名の通りに、文学の香りのするレトロな店内です。
また、なんだか立派な書があるなあと思ったら、井伏鱒二の書でした。
井伏鱒二
早稲田大学出身の小説家
1898~1993年没
弟子には太宰治。太宰治の結婚式の仲人をつとめ、遺書にも井伏鱒二のことが書かれています。
ポチップ
ポチップ
早稲田文庫のころからの雰囲気が感じられるレトロな店内。
ピースの又吉さんもよく通ったお店というのがうなずけます。
マスターがご高齢で2016年から定休日が週1から週2に増えたとのことですが、元気で頑張っている姿が印象的でした。
ごちそうさまでした。
吉祥寺 茶房 武蔵野文庫 営業情報
店名 | 茶房 武蔵野文庫 |
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住所 | 武蔵野市吉祥寺本町2-13-4 |
電話番号 | 0422-22-9107 |
営業時間 | 9:30~22:00 |
定休日 | 月曜・火曜 |
喫煙・禁煙 | 禁煙 |