こんにちは、ひよこです。
三鷹のおとなり吉祥寺はカレーの激戦区ともいわれているそうです。
言われてみれば、ハモニカ横丁のピワンの場所(※2020年1月ピワンは移転しました。)はずっとカレー店。
吉祥寺のカレーの老舗なら、茶房武蔵文庫以外にもCOFFEE HALL くぐつ草やまめ蔵も有名です。
他にも、スープカレーのお店などたくさんあります。
今回は茶房武蔵文庫さんのカレーライスを食べに行ってきました。
吉祥寺「茶房 武蔵野文庫」へのアクセス
吉祥寺通りを北上して、中道通りの次の信号(東急デパートのところ)を左折。右側の2本目角を右折すると右手にあります。
位置的には東急デパート裏になります。隣には山本ハンバーグ、多奈加亭 があります。

閉店時に早稲田文庫のマスターであった早稲田大学卒業生の日下さんが、吉祥寺に茶房武蔵野文庫を開店。
1949年に早稲田文庫が開店、1984年に閉店。武蔵野文庫は1985年に開店し、2015年6月に30周年を迎えました。
早稲田ウィークリー 茶房早稲田文庫のはなし―第225回― 商学学術院教授 藤田 誠
吉祥寺「茶房 武蔵野文庫」のメニュー

武蔵野文庫は「茶房」ですが、有名なのはカレーです!
また、ケーキや季節限定の焼きりんごも人気だそうです。
武蔵野文庫の名物 カレーセットを注文
迷わず、カレーセット(カレー+ドリンク)を注文しました。
カレーにはミニ・大盛もあります。
最初にサラダとカレーの薬味。
入り口で同じ食器が販売されていますが、福岡の小石原焼で統一されています。洋食でも和食でも、料理が映えそうな和食器です。

しばらくするとカレーが到着。
カレーは色が濃いめ。具はトロトロに煮込まれた存在感のあるジャガイモとチキン。ぴりっとスパイシーな深みのある味わいです。
食後には紅茶。香りのよい美味しい紅茶でした。

紅茶のカップも和食器で、すごく素敵です。
休日のランチタイムでしたが、とにかくひっきりなしに来店されます。
文豪の香りのする茶房武蔵文庫
私はカウンターに座ったので、席からは見えませんでしたがお手洗いにの付近には、本がいっぱいに詰まった吊り本棚・古美術品もあります。
早稲田文庫時代のものを譲り受けたものあるそうです。
文庫という店名の通りに、文学の香りのするレトロな店内です。
また、なんだか立派な書があるなあと思ったら、井伏鱒二の書でした。
井伏鱒二
早稲田大学出身の小説家
1898~1993年没
弟子には太宰治。太宰治の結婚式の仲人をつとめ、遺書にも井伏鱒二のことが書かれています。
早稲田文庫のころからの雰囲気が感じられるレトロな店内。
ピースの又吉さんもよく通ったお店というのがうなずけます。
マスターがご高齢で2016年から定休日が週1から週2に増えたとのことですが、元気で頑張っている姿が印象的でした。
ごちそうさまでした。
吉祥寺 茶房 武蔵野文庫 営業情報
店名 | 茶房 武蔵野文庫 |
---|---|
住所 | 武蔵野市吉祥寺本町2-13-4 |
電話番号 | 0422-22-9107 |
営業時間 | 9:30~22:00 |
定休日 | 月曜・火曜 |
喫煙・禁煙 | 禁煙 |

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