こんにちは、ひよこ(@notetoself2017)です。
ワインが好きな私ですが、ずっと行ってみたかった
清澄白河にあるワイナリーのフジマル醸造所さんに行ってきました。
清澄白河ワイナリー フジマル醸造所へのアクセス
フジマル醸造所は、最寄り駅は東京メトロ「清澄白河駅」B2出口徒歩約5分、都営地下鉄大江戸線「清澄白河駅」A3出口徒歩約8分。
※お酒を飲むので、公共交通機関で行きましょう。
グーグルマップを見ながら行きましたが、これといって目印がなく・・・ちょっと不安になりましたが、無事に到着。
本当に住宅街の中にあります。
外観はマンションです。看板がなかったら通り過ぎそうです。
1階は醸造所、2階がレストラン・テイスティングルームとなっています。1階の外にメニューがあります。
都市型ワイナリーという言葉がぴったりな外観。
外階段を上がって、2階へ。食事ではなくワインが飲みたいという旨を伝えて席に案内してもらいました。
休日の16時過ぎに伺いました。私が伺ったときには、テイスティングしている方が数人と8名ほどの団体の方がいらっしゃいました。
清澄白河ワイナリー フジマル醸造所 テイスティングルームのメニュー
食事メニューではなく、テイスティングルーム用のメニューです。
フジマル醸造のテイスティングセットは7種類から3種類を選ぶことができます。
原料のぶどうは山形・山梨、品種はデラウェア・マスカットベイリーA、メルロー、カベルネがあります。
白・赤ワインだけでなく、オレンジワインを生産しているのはちょっとビックリ。
オレンジワインとは
オレンジワインは様々な定義がありますが、一般的には白ブドウを使って赤ワインの製法でつくられたものを意味します。
通常の白ワインは白ブドウを絞った果汁のみを発酵させて造りますが、オレンジワインは皮や種を漬けこんだ状態で発酵するとこで、成分が抽出されて色がつきます。出来上がったワインがオレンジがった色合いになることから「オレンジワイン」「アンバーワイン」と呼ばれています。
少し寒くなってくると、オレンジワインのようなコクというかタンニンを感じるワインが飲みたくなんです。まさか、飲めるとは思っていなかったので、嬉しいな
左ページにはフジマル醸造所のグラスワイン、ハーフボトル・ボトルワイン、右ページにはイタリアワインがあります。
人数がいればボトルで何本か飲んでもいいですし、グラスで好きなものを飲んでもいい。ハーフボトルがあるから2人でもいろいろ飲めるのがまた嬉しいですね。
おつまみも充実。昼下がりにおつまみとワインでゆっくり過ごせるのは贅沢の極み。
もちろん、チーズやパーラー江古田のパンもあります。
清澄白河ワイナリー フジマル醸造のテイスティングセット
最初なので、テイスティングセットとチーズ(フィンティナ)を注文。
オレンジワイン(写真右) → ややオレンジかかった淵にはグリーンも残る黄色。果実のふくよかな香り・シェリー香も感じられます。少しガスが残っていてフレッシュ感もありますが、果実感や優しいタンニンが感じられます。デラウェアらしい甘さもあり、バランスが取れています。
マスカットベイリーA2016(写真中央) → 煮詰めたイチゴの香りやジャムの香りが感じられます。口に含むとエレガントなやさしいタンニンや果実感が広がります。余韻は軽やかでまとまりのある印象です。
メルロー(写真左) → メルローカベルネと迷いましたが、単一品種のほうがいいかなとメルロー100%を選びました。赤い果実やナッツの香りがあり、口に含むと柔らかい果実感の中に上品なタンニンが感じられます。メルローらしい優しい味わいです。
それぞれのぶどう品種の特徴がはっきり出ていますし、バランスよくまとまっているワインです。
デラウェアの甘さが美しくエレガントに表現されていて、非常に印象が良かったです。
※グラスに注文したワインの銘柄は書かれていないため、注文したワインを忘れないようにメモしておきましょう。
フジマル醸造のワインは、派手でインパクトというよりも、日常にそっとよりそうようなワイン。
ウォッシュタイプのフォンティナは赤ワインはもちろん、オレンジワインともばっちり美味しいです。
食事をすると1階の醸造場の見学が可能ですが、今回はテイスティングワインのみなので、また見学は改めてしたいなと思います。
都市型ワイナリーのフジマル醸造は日常に楽しめるワイン
街中に溶け込んでいるフジマル醸造所。
まさか、こんな住宅街でワインを作っているとはという場所ですが、本当に美味しいワインに出会うことができました。
清澄白河のフジマル醸造は、増え続ける耕作放棄地や近郊の農家さんからのブドウ買取依頼のため、自社ワイナリーのキャパシティを超えることが予測され、既存の契約農家さんのブドウを買い続けるため、東日本のブドウを受け入れるために設立されたネゴシアン型ワイナリーです。
私もそうでしたが、どうもネゴシアン型ワイナリーってどうなの?と思っていました。
全てがドメーヌである必要もないし、ネゴシアンの良さもあるなと、飲めば飲むほど、ドメーヌものとかネゴシアンものとか気にならなくなってきました。
ブルゴーニュ・ワインには、ふたつの出自がある。ひとつが「ドメーヌもの」といわれるもので、葡萄農家(ドメーヌ)が自分の畑で葡萄を育て、醸造・販売までを手がけたワイン。もうひとつが「ネゴシアンもの」で、農家から買い入れた葡萄で、ネゴシアン(酒商)と呼ばれる人々が醸造して販売するワインだ。ちなみにネゴシアンは、農家から樽ごとワインを買ってブレンドしたり、瓶詰めされたワインを買って熟成させたのち販売したり、さまざまな方法で自社銘柄のワインを市場に送り出している。
今度は食事をして、醸造施設も見学したいと思います。
ごちそうさまでした。
清澄白河ワイナリー フジマル醸造所 営業情報
住所 | 東京都江東区三好2-5-3 清澄白河フジマル醸造所 2F |
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電話番号 | 03-3641-7115 |
営業時間 | ディナー 17:00~23:00(L.O.21:30)
ランチ(水~日・祝日) テイスティングルーム |
定休日 | 毎週月・火曜日(※月曜日が祝日の場合は営業、翌日火・水曜日休み) |
喫煙禁煙 | 完全禁煙 |