こんにちは、ひよこです。
3月にふらり一人で日光に行ってきました。
早朝に自宅を出たので、東照宮は混雑する前に参拝できました。
サングラスを持ってきても良かったかもという日差しの中、日光東照宮に向かいます。
標高634mに到着
道の端に「標高634m」とあります。スカイツリーと同じ高さ・・・やはり、寒く感じるわけです。ここから東照宮まで登りになるので、やはり防寒対策は必要ですね。
右側の舗装された道に行くと、日光東照宮新宝物館があります。
その1階に上島珈琲店があるようです。今回は、立ち寄りませんでした。
東照宮の鳥居到着
ゆるい坂道を歩いて行くと、東照宮の鳥居が見えてきます。
葵の紋が神々しいです。
東照宮五重塔に到着
鳥居をくぐって左手に五重塔が見えてきます。
東照宮五重塔心柱特別公開中のお知らせがありました。
東照宮五重塔の中に入るには拝観料が必要です。
一般 300円 子供200円
日光東照宮の五重塔の内部(心柱)はスカイツリーの地震対策の原理にもつかわれているそうです。
私を含め、ほとんどの人が外からの見学のみ。
最初の五重塔は1650年(慶安3年)に初代若狭小浜藩主であった酒井忠勝によって寄進されたものでした。
1815年(文化12年)に落雷のために焼失してしまい、現在の五重塔は、1818年(文政元年)に「十代目若狭小浜藩主・酒井忠進」によって再建されたものだといいます。
日光東照宮の五重塔の建築様式や不思議については「日光東照宮の五重塔 の「高さ(大きさ)・歴史・建築様式(屋根・心柱)」と「十二支の彫刻」の由来と歴史(写真・画像つき)」に詳しく書かれています。
「東日本大震災」の時も、日光東照宮の五重塔は損傷がなかったのは、五重塔の免震機能(心柱)などの設計のたまもの。
100年以上も前にここまで考えつくされていたのかと思うと、不思議というか。。
凄いことです。
こういった昔の知恵が今の日本を作っているのですね。
東照宮 表門到着 9時15分
表門の手前右側に御朱印所があります。私のときで10分待ちでした。ロープの長さを見ると並ぶこともあるのかな。こちらで御朱印帳を預けて、見学に向かいます。
御朱印帳 500円
表門の手前には、休憩所では甘酒やお饅頭・お札などを販売しています。
お札やお守りを打っているところには東照公(=徳川家康)御遺訓に示された人生訓があります。
人の一生は重荷を負うて遠き道を行くがごとし。急ぐべからず。
不自由を常と思えば不足なし。こころに望みおこらば困窮したる時を思い出すべし。
堪忍は無事長久の基、いかりは敵と思え。
勝つ事ばかり知りて、負くること知らざれば害その身にいたる。
おのれを責めて人をせむるな。
及ばざるは過ぎたるよりまされり。
訳せばこんな感じになります。
人の一生というものは、重い荷を背負って遠い道を行くようなものだ。急いではいけない。
不自由が当たり前と考えれば、不満は生じない。
心に欲が起きたときには、苦しかった時を思い出すことだ。
がまんすることが無事に長く安らかでいられる基礎で、「怒り」は敵と思いなさい。
勝つことばかり知って、負けを知らないことは危険である。
自分の行動について反省し、人の責任を攻めてはいけない。
足りないほうが、やり過ぎてしまっているよりは優れている。
さ、階段を登り、東照宮を拝観しましょう。
表門の左側に拝観受付所があり、そこで拝観券を購入できます。10人くらい並んでいました。
入る時にチケットを切りますが、この薬師堂拝観券は、必要なので、なくさないようにしましょう。
東照宮 境内音声ガイドを借りる
東照宮は見どころが満載。
歴史に詳しいわけでもないので、境内音声ガイドを借りました。
2013年から始まった境内音声ガイド。
500円で借りることができます。
日本語大人用・日本語子供用・英語・中国語の4種類があります。音声設定は受付の人が行ってくれます。
音声ガイド本体がタッチペンになっていて、聞きたい番号のところをタッチすると、ガイドが流れます。
このガイド順に見学するといい感じでした。
一人で回っていたら、スルーしていただろうなあという大事な場所も漏らさず、参拝できたのは良かった!
裏面は東照宮にまつわる話が5つあります。受付の方が「この中でも徳川家康公の名言は好評です」とのこと。
この音声ガイドに従って、東照宮を参拝していきます。