こんにちは、ひよこです。
日光東照宮・二荒山神社を拝観し、昼食に向かいます。
朝が早かったので、11時にはもうお腹がすいていました。
世界遺産めぐり手形をつかって1区間のみ乗車
フリー切符だったもあり、バスがすぐ来る時間だったので、二荒山神社から1区間のみバスに乗車しました。
西参道・東武観光センター前で下車。バスを下車して、少し下ると大通りにぶつかります。
ここを右折して(神橋と逆方向に向かう)歩いていくと、道沿いに日光カステラ本舗を通り過ぎていったところに「金谷ホテルカテッジイン・レストラン・ベーカリ」
があります。
金谷ホテルカテッジイン・レストラン・ベーカリでランチ
隣接する日光金谷ホテル歴史館を見学したかったので、隣のレストランでランチをすることしました。
中は広々していて、木目調の温かい雰囲気。
メニューは日光金谷ホテルのカレーやパンを使った料理がずらり。
野菜カレー・ローストチキンカレー・ポークカツカレー。
実は、あまりお腹が空いていません。結構、歩いたし、これからも歩くからしっかりと食べないとなあと思いつつ。。
クラブハウスサンドイッチとカプチーノを注文しました。
普段は珈琲を飲まないのですが・・マグカップでたっぷりのカプチーノ。
クラブハウスサンドイッチは、フライドポテト付。
3段重ねのボリュームのあるサンドイッチ。
具のバランスが隅っこまでいい感じに詰まっています。
切り口が非常に綺麗なのが印象的でした。
フライドポテトは皮つきでジャガイモの香りがしっかりしていて美味しかったです。
お腹一杯になり、午後からの見学について観光案内所でもらった地図とことりっぷを見ながら考えました。
スケジュール的には午後からは金谷ホテル歴史館・本宮神社・滝尾神社・日光二荒山神社の有料部分を参拝して時間一杯かな。
金谷ホテル歴史館を見学
1870年(明治3年)、アメリカ人宣教医ヘボン博士が日光を訪れた際に自宅を宿として提供したのが東照宮の雅楽師を勤めていた金谷善一郎です。日光を訪れる外国人の増加を見越した博士は善一郎に外国人専用の宿泊施設を作ることを進言。この言葉を受けて善一郎は民宿創業を決意し、四軒町(現在の本町)の自宅を改造して、1873年(明治6年)に「金谷カテッジイン」を開業しました。
これが金谷ホテルの始まりです。
金谷ホテル歴史館の入場料はレストランで支払います。歴史館に入るようのコインを受け取って、入り口で挿入すると入ることができます。
また、音声ガイドもあります。が、専用サイトにアクセスして、自分のイヤホンで音声ガイドを聞くいうものです。
が、実際に行ってみると案内してくれる方が2名いました。この人たちが案内してくれました。
※常駐しているのかは不明。念のため、イヤホンはあったほうがいいかもしれません。
入口では靴を脱いでスリッパに履き替え、まず最初に資料展示室、ここで映像による説明も見られました。
家系図や金谷カテッジインの歴史や間取り、宿泊した当時の様子などがわかるパネルや展示品が数多くありました。
侍屋敷内は撮影禁止。(途中でここは撮影してもいいですよと言ってくれましたが。。遠慮しておきました)
さあ、中を見学しようと入ったら、案内をしてくれる人がいました。
あれ?音声ガイドだけじゃなかったのか?と動揺しましたが、私の後に来た方と一緒に案内をおねがいしました。この案内は無料です。
入り口を入ったところは江戸時代の建物。刀を振り回せないように、天井が低い造りになっています。
途中から明治に増築しています。こちらは天井が高い造りになっています。また、明治に増築した天井部分は屋久杉が贅沢に使われていました。
「金谷カテッジイン」が有名になったのは、アメリカ人宣教医ヘボン博士がの紹介で、イザベラ・バードさんが宿泊。
イザベラ・バードさんは英国旅行家で、著書「日本奥地紀行」の中で日光や金谷家の様子を書いたことから、海外からの旅行者に人気がでたそう。
今でいう、インフルエンサーのようなものですね。
襖絵や調度品なはもちろん、江戸時代からの屋根裏の埃をあえて残していて見せていただいたりと、見どころ満載です。
江戸時代の建物の2階の足元の扉を開けると囲炉裏の間になって、敵の確認や来ても逃げることができるようになっていたり、さながら忍者屋敷になっています。
明治自体の建物は、宿泊施設となっています。廊下の窓からは四季折々の景色が楽しめます。
いろいろな貴重なものをゆっくりとみることができました。
庭は自由に見学できます。
写真に写るほどでないですが、雪もちらいてきました。
寒い時期で、雪が積もっていればまた違うのでしょうが、庭は寂しい感じ。
館内はガイドさんの説明聞きながら回って、大体所要時間は20分ぐらい。庭をゆっくり見て、合わせて30分程度の見学時間です。
館内には茶室(物置だったところ)があり、裏庭を見ながらお茶をいただく場所もあります。私が行った時期は寒すぎですが、季節のよいときにはここでゆっくりお茶をするのも良いかもしれません。