ツアーを延泊して台北に立ち寄った理由のひとつに「美術館に行ってみたい」がありました。
中山駅からも近く、気になっていた台北當代藝術館(MOCA)に行ってきました。
日本統治時代に建てられたものが数多く、台北當代藝術館(MOCA)も小学校を再利用しています。
台北當代藝術館(MOCA)は昔の建物と個性的な現代美術。とても楽しく・興味深く見学できました。
台北當代藝術館(MOCA)とは
台北當代藝術館(MOCA)の建物は、日本統治時代の1919年に設立された建成尋常小学校の校舎を再利用しています。
太平洋戦争が終わり、台湾が中華民国に接収されると、小学校は廃止され、台北市の市庁舎になりました。
1993年に市庁舎が現在の場所に移ったあとは、建物後方の一部は建成中学校の校舎に、正面の建物は美術館として整備され、現代アートを専門とする台北当代美術館として2001年にオープンしました。
国内外の作家による絵画、彫刻、映像やインスタレーションなど展示のジャンルは幅広く、カフェやミュージアムショップも充実しています。
玄関に入ってすぐ現れるのは、メディアアートの先駆者として国際的に知られる日本のアーティスト山口勝弘の作品「龍」。元は小学校の教室だった部屋を展示室にしているため、小さく区切られた空間や階段の踊り場などもうまく利用して展示しているのが特徴です。
台北当代芸術館(MOCA) | みんなの台湾修学旅行ナビ より引用
台北當代藝術館(MOCA) 学校の教室を使った個性的な現代美術が展示
入り口でチケットを購入。
日本語は通じませんが、英語は通じました。
コインロッカーがあるので、荷物を預けて鑑賞です。
撮影はOK、動画はNGです。
照明が落とされている中に展示されている絵画はとても幻想的。
ブリキにあたる光がとてもよかった。
1階から2階への階段では、この原画展に向けてのインタビュー動画が流れていました。
2階にある絵画は花と動物と戦い。
広いスペースでは日本のアニメキャラクターが仏像となって展示。
インタビュー記事MoCA「神を救う:楊茂林の内なる英雄の旅」展 楊茂林が当時の美術で召喚した神々の軌跡
帰国してから日本語訳で読むとまた味わい深いです。
海外旅行中の美術館巡りは楽しい
日本の美術館もたまに行きますが、気が付くと展示が終わっていたりすることも。
混んでそうだなとか考えてしまったり、いつでも行けるというのがダメなのかな。
海外旅行になると頑張って予定に組み込んでいっているほうかもしれません。
日本とは違う文化・考えで展示されていますが、やっぱり感じるものが大きいからでしょうか。
台北當代藝術館(MOCA)は、台湾の現代美術を体感できる素敵な空間でした。
台北 台北當代藝術館(MOCA) 営業情報
台北當代藝術館(MOCA) | |
住所 | 台北市長安西路39号 |
電話番号 | (02)2552-3721 |
営業時間 | 10:00~18:00(チケット販売17:30まで) ※最新の営業時間はお店のホームページやSNSで確認をお願いします |
定休日 | 月曜日 旧正月1日のみ |
ホームページ | HP 食べログ X(Twitter) Instagram |