西荻窪にある昔ながらの純喫茶「それいゆ」
本でも読みながらゆっくりしようかなとランチを頂きに行ってきました。
2020年に創業五十五年を迎えた老舗。現在は全席禁煙となっています。
西荻窪出身の松苗あけみさんの漫画「松苗あけみの少女まんが道」にも登場しています。
西荻窪喫茶店「それいゆ」の場所・アクセス
西荻窪駅南口から徒歩1分。
2022年3月末から改装しているこけし屋の裏通りにお店があります。
青いテントが目印です。
西荻窪「それいゆ」でモーニング
それいゆは10時~11時30分まではモーニングセット、11時30分からはランチメニュー。ケーキも人気です。どの時間帯も人気で休日には行列ができることもあります。
- 厚焼きトーストセット
- ベーコンエッグトースト
- 練乳のミルクトーストセット
- 特製カレーライス ゆで卵サービス(ドリンクはなし)
ドリンクはコーヒーまたは紅茶 アイスの場合は+50円
ベーコンエッグトーストモーニング(2021年6月)
しっかり食べたいと思ったので、ベーコンエッグトーストと紅茶を注文。
紅茶はポットサービスで2.5杯分。
皿からはみ出し気味のトースト・ベーコンと目玉焼き・サラダ。
目玉焼きは半熟に焼かれていて黒胡椒がアクセントになっています。サラダもたっぷり。
10時から早朝モーニングではなくブランチでしっかり食べたい!ときにオススメのモーニングです。
練乳のミルクトーストセット(2022年8月)
前から気になっていた、練乳のミルクトーストセットと紅茶を注文。
トーストに、バターと練乳・スライスアーモンド。そして別添えにゆるくたてられた生クリーム。
練乳より甘めの生クリームは朝から背徳感を感じつつ。ゆるくたてられた生クリームの加減がとてもよく、ぺろりと完食。
西荻窪「それいゆ」でランチ チーズカレーと紅茶・あずきのシフォンケーキ
平日だったので、ランチセットのチーズカレーと紅茶を注文しました。
本当は「東京渋カフェ地図」に掲載されていた鉄骨パスタ(ほうれん草とじゃこ)が食べたかったけど、今はないようです。
サラダはキャベツ・レタス・人参、ゴマドレッシング。
そしてチーズカレー。通常メニューのイラストと同じですね。
白いご飯の上に濃厚なカレー・溶けるチーズ。大き目にカットされた野菜やお肉なので食べ応えも充分あります。喫茶店らしい、でも本格的なカレーで大満足。
入り口ショーケースのケーキが気になっていたので、追加で注文。ケーキはメニュー表はなくて、ショーケースで確認して注文です。
私が行ったときにはパンプキンパイ・ニーヨークチーズケーキ・あずきのシフォンケーキなど6.7種類ありました。
紅茶はポット提供でカップ2杯分。
あずきのシフォンケーキはシフォンケーキの生地の中に練りこんであり、さらにケーキ中央にあずきと生クリーム。
ふわふわで美味しかったです。
「松苗あけみの少女まんが道」にも登場するそれいゆ
店内の本棚でたまたま発見した「松苗あけみの少女まんが道」
純情クレイジーフルーツ持っていたので、懐かしくなり、自分の持ってきた本をそっちのけで懐かしく読んでしまいました。
松苗あけみさんって西荻窪出身で現在も住んでいるそう。
そんなこともあり、サイン入りです。92ページでそれいゆの店内で悩むコマがあるんですよ。
松苗あけみの少女まんが道は自伝的で純クレのようなコミカルなタッチ。
コミケの草創期で「四谷公会堂」で出ていた話や今では考えられないけど漫画家さんの仕事場に押しかけたり、旅館に缶詰になったり。
時代を感じる部分はありますが、本当に面白い。
作中には一条ゆかりさん・内田善美さん・2016年に他界した吉野朔実さんも最後にちらと出ています。
「集英社デビュー50周年記念 一条ゆかり展」にも行きましたが、本当にパワフルな人なんだなというのがよく分かります。
内田善美は再販・電子書籍化されていないため、値段が高騰しています。
吉野朔実さんの代表作といえば「少年は荒野をめざす」
内田善美さんはちょっと記憶になくて、調べてみたらなんとなくいたような。検索で出てくるカラーイラストは漫画家というよりも絵画のような世界。
松苗さんが言われているように、「漫画マニアの間でも語られている内田さんの作品」というのはなんだかわかる気がします。
松苗あけみさんの世界観が本当に楽しく読める本でした。
西荻窪 コーヒーハウスそれいゆ 営業情報
店名 | コーヒーハウスそれいゆ |
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住所 | 東京都杉並区西荻南3-15-7 |
電話番号 | 03-3332-3005 |
営業時間 | 10:00~20:00 ※最新の営業時間はお店のホームページやSNSで確認をお願いします |
定休日 | 無休 |
禁煙喫煙 | 禁煙 |
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