こんにちは、ひよこです。
2017年8月のお盆にペルー旅行をしてきました。
ペルーは言葉(スペイン語)や文化の違い・移動が多いという不安があり、西遊旅行のツアーに一人参加。
ペルーの首都リマをはじめ、世界遺産のマチュピチュ・ナスカの地上絵・インカ帝国の首都だったクスコ・古代湖のチチカカ湖・ペルーに行ったら押さえておきたい観光地を網羅してきました。
今回の旅行で一番の目的でもあるマチュピチュ観光。
1983年に世界遺産に登録された「天空都市マチュピチュ」です。
マチュピチュの観光について
マチュピチュ観光については、2017年7月に法改正が行われました。
チケットが午前の部 6am ~ 12pm、午後の部 12pm ~ 17:30pmと分かれました。
一日中、マチュピチュの遺跡の中にいることができず、朝から入場しても、昼には一度出て、午後チケットで入場する必要があります。
また、資格を持っているガイドがいないと入ることができません。
私はツアー参加なので、ガイドがいますが、フリーで行きたいな・自分で自由に回りたいなということはもうできないということです。
詳しくは、ペルー No.1 観光スポット・マチュピチュ Machu Picchu のオフィシャル・ルール 2017年7月より法改正!ガイド必須!?を参照してください。
また2019年からは入場時間・退場時間も厳しく管理していく方針。バスの混雑緩和もあり、マチュピチュの入場チケットが一時間刻みになるようです。
行きたい場合は最新の情報を入手して、トラブルのないように観光してください。
2019年マチュピチュ遺跡入場に関する変更
マチュピチュ村から天空都市マチュピチュに向かう
昨日の情報により30分早めて、5時にホテルロビーに集合。
朝食はブッフェ形式でありますが、早朝すぎて私はあまり食べませんでした。
5時にロビーで集合し、まだ日が昇らないくらいうちからバスの行列に向かいます。
2017年7月の法改正により、午前中チケットを持っている人ががっつりと並びます。
今までは一日の通し券だったので、少し寝坊しても「まあ、いいか、ゆっくり行こう」という人がいないんですよね。時間に間に合うように行こうとするため、添乗員さんもビックリするくらいの、今まで以上の大行列だそう。
若い人はバスに乗らず、マチュピチュ遺跡の入り口まで歩く人もいるそうです。
1時間くらいということで、確かにバスを待つより早いですが、入り口に到着したときにはすでにバテバテになってしまいそう。
日が昇りはじめ明るくなってきます。
バスの行列の通りにはサンドイッチやドリンクを販売しているお店もあります。この行列で待っているときに朝食をとる人もいらっしゃいます。
ようやくバスに乗れたのは7時くらい。ゆうに2時間待ち。。
すでに疲れてしまい、フラフラでバスに乗り込み、マチュピチュ遺跡の入り口に向かいます。
マチュピチュ遺跡に入場
入場口は大混雑。
マチュピチュ遺跡の中にはトイレがないため、全員がゲート近くのトイレを済ませてから入場です。(紙はありませんので、自分で用意)
マチュピチュ遺跡に入場したら、まずはワイナピチュ登山です。いろいろな遺跡を横目にワイナピチュ登山口に向かいます。
大渋滞ですが、遺跡に感動。これから登るワイナチュピチュも見えます。かなりの急勾配な予感。。
遺跡は午後に観光するからね、とワイナチュピチュの入山口を目指します。
すでに7時を過ぎています。ワイナピチュの入場時間が8時までなので、とにかく早歩きで急ぎます。
ようやく、ワイナチュピチュの入山口に到着したときには7時45分。
入場時間ギリギリの到着です。
入り口で自分の名前・年齢を記入します。下山してゲートを出るときに自分の名前をチェックするので、人の出入りを管理しています。
まれに事故(怪我や死亡)があるので、そういった管理のためということです。
登山ではできるだけトレッキングポールを使用するようにしているので、ここでトレッキングポールを準備します。
事前に問い合わせたところ、マチュピチュ遺跡内ではトレッキングポールは使用不可ですが、インカ古道・ワイナチュピチュでは、トレッキング・ポールは先端に保護キャップを付けていれば使用可能と言われました。
7月は乾期になるので、雨のリスクが低いです。
午後に一瞬小雨が降りましたが、登山中はずっと晴れていてよかったです。神々しい山々が望めます。
途中、ルートが分かれますが、大多数の人がワイナピチュの山頂を目指します。ガイドさんがいるので、安心です。
マチュピチュは自然豊かで世界自然遺産にも登録されていますが乾期のため、あまり花がありませんでした。
ただ、乾燥しているので、石の階段も安全に登れた、というのはよかったです。濡れていると石に階段がつるつるで危ないですからね。
細い階段なので、並んで歩くとかは難しいです。
途中、急すぎて手を使うところもありました。手袋がないと、ちょっと辛いです。とにかく急勾配です。
後ろからはどんどん人が来るので、自分のペースというよりも、周りに合わせて、危ないところは慎重に登るという感じです。
たまにすごくカジュアルな恰好の人もいましたが・・危なっかしかったです。手を使って登る急な階段もあります。
2時間ちかくかかって、山頂です!
ワイナピチュの山頂で記念撮影
この写真スポットは大混雑!ガイドさんにカメラを渡して、この位置に行くのですが、この下は断崖絶壁。
へっぴり腰で向かったので、怖くて立てません。
ここでジャンプしている写真を見たことがありますが、一歩間違えれば、死にますからね。実際に死亡事故もおこっています。
真下に臨む、マチュピチュ遺跡は感動の一言です。
ガイドさんの場所も狭く、人が多く混雑しているので、ゆっくりすることもできません。断崖絶壁で怖いというのもあるのですが、写真を撮ったらすぐに下山です。
下山ルートもまた、難関がいくつかあります。
下山して少し広いところがあるからそこで集合ということで、同じツアーの方と向かいました。
下山する途中にも少し広いところがあり、遺跡を見ながら感動していました。
マチュピチュの存在もそうですが、このワイナピチュの役割はなんだったのか、所説ありますし、ガイドさんの解釈も聞きながら、本当に現存しているだけでもすごいことです。
ワイナピチュは標高2720mですが、あまりの急勾配でしんどかったですが、下山もなかなか危険な場所もあるので、気をつけて下山です。
インカ帝国はスペインによって破壊されましたが、スペイン人に見つかることなく、この山奥に残るマチュピチュ。やっぱり、ここに来てよかったなとしみじみ感じます。
11 時15分に下山。名残惜しいですが、午後からのマチュピチュ遺跡の観光も楽しみです。
このEXIT(出口)のところに朝に書いた名簿があるので、自分の名前にチェックをして出ます。
あっという間のワイナピチュでしたが、インカ帝国時代もここを登っていたのかと思うとそのすごさにただただ驚くばかりです。
ここで一旦、ゲートを出て、昼食をとり、午後からはマチュピチュ遺跡観光です。