こんにちは、ひよこです。
2017年8月のお盆にペルー旅行をしてきました。
ペルーは言葉(スペイン語)や文化の違い・移動が多いという不安があり、西遊旅行のツアーに一人参加。
ペルーの首都リマをはじめ、世界遺産のマチュピチュ・ナスカの地上絵・インカ帝国の首都だったクスコ・古代湖のチチカカ湖・ペルーに行ったら押さえておきたい観光地を網羅してきました。
マチュピチュ村からペルートレイルに乗って、オジャンタイタンボ遺跡観光をして昼食。
クスコにドライブしながら、途中で観光です。
マラスの塩田
標高3000mほどある、マラスの塩田。
インカ帝国は物資が豊富にあったから、争いが無かったと言われています。人の身体に大切な「塩」
プレインカ時代から、ずっと絶えることなく湧き続けている天然塩水の温泉があります。その天然塩水をためておきます。太陽熱で水分を蒸発させて塩の結晶が現れます。
今も昔からの同じ製法で塩が作られています。
真っ白な塩田。日本の田んぼを思わせるつくり。4000枚ほどの棚田はまるで雪が積もった田んぼのようです。
下に降りて見学も可能。水路では塩の結晶をみることができます。
日本で岩塩といえば、少し価格が高め。本格的な料理に使うというイメージがあります。
ですが、岩塩という鉱物は、通常多くの不純物を含んでいるから精製した塩を使うのが主流。岩塩は「精製した塩が買えない貧しい人々が使う塩」という考え方もあるそうです。
駐車場から塩田までの間には塩やチョコレート(コカ入りのものも!)のお土産が売っています。
もちろん、買いましたよ。軽いし、お土産にぴったりですからね。
英語を話せる人が交渉してくれて、まとめ買いで割引してもらいました。
塩の袋は破れやすそうなものもあるので、しっかり包装されたものを選ぶのをおすすめします。
また、添乗員さんと秘境に沢山出かけている方からのアドバイスで、「塩はコカインに間違えられやすいから、飛行機に乗る時には手荷物にいれないこと。そして、スーツケースを開けてすぐにわかるところに入れたほうがいい。」とのこと。
モライの階段畑観光
実験農場だったと言われている場所。
円形に作られた段々畑にすることで温度差を利用して、異なる環境を作り出します。
その違いを利用して植物が植えられていた場所です。
インカの知能は、目を見張るものがありました。
クスコに向けてドライブ
ドライブ中に少し休憩。
この辺りは標高4000mもあるので、山と雲が近い。
空気が薄いですが、登山をしているわけではないので、呼吸は大丈夫。ただ、意識して深呼吸していました。
今回のツアーで一番気にしていたのが高山病。標高が高いところに行って酸素濃度が少なくなることに起きる障害。寝不足などでも起こりやすいということで、気をつけていましたが、大丈夫でした。
高所に住んでいる人はこの酸素濃度に適応しているので、低所に行くと、酸素過多で体調不良になることもあります。また、登山でも低山病といって下りで調子が悪くなるひともいます。
夕暮れ時も綺麗です。
展望台にて、チコン山(5400m)を写真撮影。
展望台にいた子供とアルパカがモデルになってくれました。
やはり、どこでも子供の笑顔はいいですね。
民族衣装がカラフルで南米らしいです。
Taypikala Hotel Cuscoで夕食
この日のホテル「Taypikala Hotel Cusco」は三ツ星で、中庭がありリゾート感満載。夜に到着早朝出発なので、なんだかもったいないなというのが正直な感想。
クスコは標高3400mなので、ゆっくりと行動します。ホテルには観光客向けの酸素ボンベも置いてありました。
添乗員さんがチェックインをしてくれている間にロビーにあるお茶を飲んで、しばし待ちます。
テーブルの上にはコカの葉っぱがあります。ティーパックでコカ茶があるので、これは飾りかな。
部屋に荷物を置いて、地下にあるレストランに向かいます。
時間がぎりぎりで、複雑なつくりで場所が分からなくなり、ちょっと速足で向かいました。
食事前に全員、パルスオキシアートで酸素濃度を測ったのですが、私は平地と同じくらいで正常値でした。。ちょっと速足で来たのに??
添乗員さんが言うには「ヨガや水泳をしている人は深呼吸が上手なんですよ。」とのこと。ヨガも水泳もしているからか、深呼吸を少しすると酸素濃度が正常値に近づくようです。
高所なので、夕食時にお酒はなし。
スープ
高所の影響か、塩味が薄く感じました。旅も後半なので、みんなで会話も進み楽しいひと時です。西遊旅行の参加者は、ほんといろいろな秘境に行っているので、面白い話ばかりでした。
チキンのカレーソース
高所になると味覚が鈍くなるので、カレーで味のメリハリがあって嬉しいです。
デザート
フルーツポンチのようなもの。どこで食べてもフルーツは安定の美味しさです。
高所なので、あまりお風呂に入りすぎないほうがいいことや寝ずらいかもしれないけど、休んでくださいとのこと。
明日からはナスカに向かうので、バスで長時間移動になります。
さっとシャワーを浴びて、就寝。
ぐっすりと寝れました。