7大陸最高峰(セブンサミッツ)のひとつ、アフリカ最高峰のキリマンジャロ。
キリマンジェロ登山ツアーに参加してきました。
初日は、マランゲート(1,847m)からマラングハット(2,709m)、2日目はマンダラハット(2,709m) からホロンボハット(3,726m)まで移動。
ホロンボハット(3,726m)では、高所順応のため3・4日目の2泊します。
富士山の剣が峰の標高が3,776mなので、同じくらいの標高です。
ホロンボハットは、朝日と雲海、夜には星空が綺麗です。
帰国してから写真を見返すと雲海の写真ばかりあって、自分でもよほど綺麗だったと感じたんだろうなあと、ちょっと笑えました。
起床すると、お湯とモーニング珈琲・紅茶のサービスがあり、本当にいたせり尽くせのキリマンジャロ登山。
準備をして、レストハウスに移動ます。
さすがに標高が高いので、レストハウスに行くだけでも息切れします・・・。
ホロンボハット 朝食 7時30分
朝ご飯は、毎回お粥とトーストがあります。
1,2日目はお粥のみでしたが、3日目はピーナッツバターを試してみたくて、パンを食べましたよー。
ピーナッツバター自体は濃厚で、甘さなし?控えめ?です。
甘さが足りない人は蜂蜜をかけていましたが、私はこのままのほうが美味しくていい感じ。
もっと小さいサイズがあれば、お土産に買いたいと思うのですが、下山後に立ち寄ったスーパーマーケットはこのビックサイズしかなく購入しませんでした。。
マウェンジ峰方面のゼブラロック(4,150m)にハイキング
ホロンボハットで高所順応日 ゼブラロックにハイキング
午前中は、マウェンジ峰方面のゼブラロック(4,150m)にハイキングです。
希望者のみなので、ちょっと体力が心配・高山症状があって、、という人はゼブラロックに行かずにホロンボハットで一日過ごしていてもokです。
数名の方はホロンボハットに残りましたが、大半の人は、ゼブラロックにハイキングに向かいました。
キリマンジャロ登山 3日目のゼブラロックハイキングの服装
日差しが強いですが、乾燥していて風は冷たいです。
速乾性のTシャツとフリース、ポートタイツと長パンツ、首にはネックウォーマーです。
何故か、手袋をしなかったため、手が火傷レベルに日焼けしました・・・。日焼け止めではダメだったようです。
ホロンボハット 8時30分出発
高所順応の日はゼブラロックに行くのが定番。
2年前の火事があったため、植物がほぼなくて残念・・・旅行会社の写真をみると、かなり緑があるはずなのですが。。
特に、ジャイアントセネシオの群生をみたかった・・・・・・
途中でマウンテンバイクを担いでいるチームに追い越しされました。
マウンテンバイク担ぐのもすごいですが、山道をマウンテンバイクで駆け下りるって(驚)
キリマンジャロの公式サイトには確かにマウンテンバイクの写真がありますし、下山のときにガイドさんが「マウンテンバイク、Very dangerous」って言ってたので、本当に駆け下りるようです。
基本的にはポーターではなく自力で運んでいるのもまたすごい。
探せば、YouTube動画でもありそうな気もします。
身体が慣れてきたのもあり、前日よりはゼーゼー言わなくなりましたが、それでも疲れやすいです。深呼吸しながら歩きますが、腹筋が疲れますね(苦笑)
ゼブラロックに到着 10時10分
遠くからみても分かりますが、本当にシマウマ柄!
ゼブラロックと記念撮影。
足元の石がつるつるなので、実はかなり怖いです。
この場所は大丈夫ですが、記念撮影した別の場所はつるつる石をちょっと登る感じでほんとーーに怖い。
登りはしたけど、戻るのが怖くてガイドの手を借りて戻ったのです。。
マチュピチュで登ったワイナピチュ登山山頂に行ったときもですが、高いところ・足元のつるつるした石は怖いのよね。。
30分ほど滞在して、ホロンボハットに戻ります。
途中で石が積んであって、 青森の霊峰「恐山」 を思い出し、宗教的(霊的)でもあるのかなーと添乗員さんに聞いてみたけど
「そういう宗教的な意味はなくて、記念ですかねー」
とのこと。
別の道でも石で名前?がかかれていたし、ここに来たぞーという記念のようです。
余談ですが、この4時間ほどのキボハットへのハイキングで手が火傷レベルに焼けました。
日本ではありえないくらいの、焼け具合に衝撃を受けました。日焼け止めを塗っていたはずなのですが、手袋をしないとダメだったみたい。。
ずっと綺麗な雲海を観ながらホロンボハットに戻ります。
11時45分ごろにホロンボハットに到着しました。
ホロンボハットでランチ
下山して部屋に戻る途中に、調理場を見せてもらえました。
私たちのチームは19+2名分と食事の量も多いですし、3人のコックさんが同行しているからか、余計に狭く感じます。
なんと!左手前では揚げ物をしています!!この標高で揚げ物かー!とちょっと感動。
そんな調理場で作ってくれたランチはスープ・ピザ・フライドポテト・アボカドと人参サラダ。
ピザは具材たっぷり!ポテトもホクホクしていて、美味しくて、食べすぎ注意です。
キリマンジャロ登山ツアー中は何度かアボカドを食べたのですが、日本で食べるアボカドに比べてねっとり感で濃厚な味わい。美味しいので、必ず食べていました。
昼食後は、自由時間。
天気が良いので、外でおしゃべりや部屋でのんびりするなどして過ごします。
寝ると呼吸が浅くなるため、昼寝以外で過ごします。
私はどーーしても気になっていた入り口付近の建設現場を見てみたい!と思って、ガイドさんを探し出して案内してもらいました。
英語がほぼできない私の会話が通じるわけもなく、ガイドを探し出して、Google翻訳を見せてお願い。
その後も会話もGoogle翻訳と私の拙い単語英語でありました。
ガイドさんの言っていることが分からない時も入力してもらって。かなり優秀なGoogle翻訳!!
2年前のキリマンジャロで山火事 で焼けたけど、土台は残っているので再建している途中。
雲海も綺麗だし、建築現場を入れて動画も撮影。
気になる建設資材は人と車で運ぶそう。
確かに登山道で車の通る専用道がありましたし、ホロンボハットに車があったので、ここまで資材を運ぶことも可能ですよね。
人力で運ぶときは、ジェスチャーで頭の上に乗せて運ぶと教えてくれました。(アフリカの方たちは頭の上に乗せて運ぶのが一般的)
このあとはお茶タイムしたり、荷物整理しながらのんびり高所順応。
明日からはもっと標高が上がるし、しっかりストレッチしておこう!と3分くらいストレッチしただけで頭がクラクラしてしまったのはには衝撃でした。
ホロンボハットで夕食 18時45分
18時30分からの夕食でしたが、写真の記録をみると45分に夕食していますね。。多分、部屋でのんびりしすぎたのでしょう。
ホロンボハット2泊目の夕食メニューはスープ・クレープ・ミートスパゲティ・マンゴー。
クレープみたいなもの。
私はそのまま食べましたが、蜂蜜をかけて食べても美味しいようです。
ミートソーススパゲティの盛り付けはイマイチですが、お肉がたっぷりで美味しいです。
そして、明日からキリマンジャロの山頂アタックに向けての長い日が始まります。
キリマンジャロ登山#3 ホロンボハットで高所順応。ゼブラロックにハイキング←今この記事
キリマンジャロ登山#5 キボハットからキリマンジャロ最高峰ウルフピーク登頂!