こんにちは、ひよこです。
登山に行くときや一人旅をするときに参考にしている月山ももさんのブログ「温泉ブログ 山と温泉のきろく」
2020年10月29日にエッセイ集「ひとり酒、ひとり温泉、ひとり山」発売されて、さっそく購入しました。
読んでいると旅心がうずく。そんな本です。
おひとりさまについて思うこと
私が学生だったころは、「女性の一人客は自殺するといけないから宿泊を断る」という旅館もあったほど。
いつしか、そういうこともなくなり、一人旅というのもカテゴリーとして定着しています。
私自身はといえば、「楽しむときは誰かと一緒がいい」ときもあるし、
「ひとりでも存分に楽しめてしまう」ときもあります。
やっぱり誰かと旅行に行くと、楽しみを共有できるし、会話もできる。スケジュールの調整とか面倒な面もあるけど楽しいと感じます。
ひとりで出かけるのは、行ってみたい場所やお店があるけど一緒に行く相手がみつからないときやあえてひとりになりたい時。
そして、100%自分のペースで楽しみたいという時でしょうか。
以前に勤めていた会社の女性上司は「一人で飲食店に行くとか本当に嫌だから、買い物に行ってもカフェにも寄らずに帰る」という方でした。
そうはいってもお腹が空く時もあるんじゃないかなと思って伺うと、「空腹のほうが我慢できる」と。
その時に世の中にはそういう人もいるんだとちょっとだけビックリしたことがあります。
人によってひとりで寂しい・楽しいという尺度は違いますが
私は、行きたいところに一緒に行ってくれる人が見つかるまで行けないのは、もったいないと思っています。
もし、一人で行っても楽しめなかったとしても、それはそれでいいんじゃないかな。
「あーやっぱり自分は一人で楽しむよりも、誰かとその場で共有できる人がいたほうがいいんだ」とか、何かしらの発見はあります。
私も一人で出かけてイマイチだったこともありますが、それもまたいい経験です。
「ひとり酒、ひとり温泉、ひとり山」はエッセイ仕立てで読みやすく成長も感じられる。
「ひとり酒、ひとり温泉、ひとり山」は、第1章ひとり酒、第2章ひとり温泉、第3章ひとり山、第4章ひとり旅、の4部構成になっています。
酒・温泉・山旅と徐々にひとりのハードルが上がっています。
第1章のひとり酒は、酒ではなくはじめての一人カフェからレストラン・お酒となっています。
月山さん自身も最初のひとりはドキドキして行かれていたり、誰かと行って大丈夫だと思ってから一人で行ってみたり。
登山関しては婚活をかねていたあたりがなんとも微笑ましい。
ガチでひとりで始めたわけではなく徐々に一人で出かけていく、そんな成長も感じられます。
「一人で出かけてみたい」という人もそんな感じでいいんだー。と思えるのではないかと思います。
私自身は、温泉旅行は大丈夫ですが、一人で登山って意外とハードルが高いんです。
かなりの方向音痴なので、ルートを間違えるんじゃないかと常に心配なので、ルートが一つしかないとか、一度行ったことがある山を選んで行っています。
他にも登山中にケガとか何かあったらどうしようとか。いろいろあるのですが、
本の中で一人登山のメリットデメリットが書かれていて、ちょっと共感ポイントが多くて安心しました。
それぞれの章で一人で始めやすいお店・温泉・登山のポイントも書かれているので
これからおひとりさまデビューしてみたい人にはオススメです。
「ひとり酒、ひとり温泉、ひとり山」を読んで旅心がうずく
月山ももさんのブログ「山と温泉の記録」はタイトル通りに記録です。
詳しい時間や登山のコースタイムこそ出ていないですが、おすすめグッツなどかなり詳しく書かれています。
そして、登山の前後には温泉や食も書かれていて、登山前行く前の参考にしています。
私も以前に「山と温泉の記録」を読んで、板室温泉大黒屋 保養とアートの宿に行ってきました。
月山さんと同様に一人で行ってきましたが、ほんとうにいい宿でした。
「ひとり酒、ひとり温泉、ひとり山」でも栃木県板室温泉 大黒屋が紹介されていてちょっと嬉しい。
他にも吉祥寺のもんくすふーず、至仏山や金時山など自分が行ったことがある場所をエッセイとして読むのも楽しいです。
読んでいるとここも行ってみたいな・こういう景色をみたいなと、旅心がうずきます。
そして、行ってみたいと思っている奥鬼怒温泉郷の手白澤温泉・下諏訪温泉・霧ヶ峰などたくさんあるのですが、
まずは吉祥寺の喫茶店「ゆりあぺむぺる」に行ってこようかなと思います。
【追記】
吉祥寺 ゆりあぺむぺるで夜カフェ的利用してみました。