こんにちは、ひよこです。
2017年8月のお盆にペルー旅行をしてきました。
ペルーは言葉(スペイン語)や文化の違い・移動が多いという不安があり、西遊旅行のツアーに一人参加。
ペルーの首都リマをはじめ、世界遺産のマチュピチュ・ナスカの地上絵・インカ帝国の首都だったクスコ・古代湖のチチカカ湖・ペルーに行ったら押さえておきたい観光地を網羅してきました。
初日は成田からリマまでの移動で終わり、翌日から観光です。
2日目 2017年8月12日 土曜日 曇りのち晴れ
朝はホテルで朝食。
観光客がおおく泊まるビジネスホテルのような感じです。
カフェでのブッフェスタイルの朝食で、一般的なパンやフルーツ・ハムといったラインナップ。
移動の疲れもあり食欲がなかったので、温かい飲み物とフルーツのみを食べました。
午前中はリマ市内観光
初日の観光は市内観光。移動の疲れもあったので、のんびりしてちょうどよい感じでした。
まずはバスに乗って、市内に移動。
ガイドさんは日系のMさん。
子供のときにご両親の仕事のつごうで愛知県豊田市に数年いたそう。トヨタ系列で働いていたのかな。
現在はガイドの仕事をメインにしているとのことでした。
ペルーに旅立つ前から、教職員デモがあり、当日もデモがあるかもという情報があったため、Mさん以外に、急遽ヘルプのガイドさんが1名も来てくれました。
本当はアルマス広場の説明などをしてからという予定でしたが、デモの影響で封鎖されてしまう前に急いでカテドラル(大聖堂)に入りました。
南米大陸最古の大聖堂 カテドラル
1535年1月18日にリマ建都の日にフランシスコ・ピサロが自ら礎石を置いた南米最古の大聖堂。その後地震に見舞われ、1746年に建てられたものです。
金・銀の装飾がすばらしい祭壇やピサロの遺体も安置されていました。
スペイン人による征服時代があるので、スペインの色が残っています。
カテドラル前に広がるアルマス広場
アルマル広場は旧市街地の中心になり、大統領官邸・市庁舎・そして大聖堂と、植民地時代の建物が残っています。
ゴミひとつ落ちていない、きれいな広場でした。
サント・ドミンゴ教会・修道院
アルマス広場から徒歩で移動して、サント・ドミンゴ教会・修道院へ。
16世紀に建てられから、何度もあった地震にも耐えぬいた建築物。
南米最初のサン・マルスコ大学が建設された場所でもあります。
この奥には25,000点を収蔵している図書館もありました。
修道院も素晴らしかったです。
また、写真がうまく撮れなかったのですが、回廊のセビージャタイルがすごくきれいでした!
教職員デモの影響はなく、無事に午前中の観光が終了。急遽応援に来てくれたガイドさんとはここでお別れです。
多分ですが、このガイドさんは日本語は話せなかったと思いますが、こういう配慮があるとツアーで良かったと思います。
西遊旅行の添乗員さんが英語でお礼を伝え、チップを渡しておりました。
昼食はバスで移動します。
ペルーの交通事情 豆知識
ランチのお店に向かう中で、ガイドさんからペルーの交通事情について教えてもらいました。
経済発展とともに、車も増えて、渋滞がすごいです。
マチュピチュのガイドさんも言っていましたが、ペルー人は前しか見ていないし・自分が一番。
隙あらば入ってくるので注意しないといけないそう。(だからサッカーみたいなチームプレイがイマイチなんだ!と)
信号はあるけど、無視する車もあるので、十分注意して欲しい。とのこと。
バス停はありますが、なぜだか時刻表というのは存在しないそうです。渋滞があるから時間通りに来るというわけではないと思いますが・・
バス停に立っているおじさんに行先を聞くと、もうすぐ来るとかこれに乗ればいいとか教えてくれるらしいです。
ペルーのバスルートの利権にはお金が絡んでいるので、最初にそのルートを申請した人はがっぽり儲かっているそう。そしてバスに投資がする人、運転してがっぽりと乗客を集める、といったそれぞれのポジションで稼いでいるようです。
ヨーロッパの高速道路で大規模なクラッシュがあり巻き込み事故があったときにそれを振り切り逃げ切って無事だったのはペルー人だけだったという、ペルー人の運転はすごい?という逸話もあるくらいに運転が荒い。
もうなんだかペルーの道路事情は、理解できないことだらけです。
太平洋を望むレストラン「Segund Muello」にてランチ
昼食会場のレストラン「Segund Muello」に到着。
大きな駐車場もあり、現地の人も多くいらっしゃいました。
現地ではリゾートレストランのような位置づけだそう。
私たちは1階の席でしたが、2階席にも席がありました。
ピスコサワーか紫トウモロコシのジュースのどちらかがお店からのサービスでありました。
まだ移動の疲れもあったので、チチャ・モラーダ(紫トウモロコシ)のジュースを選択。
氷が入っていないので、冷えているけど、キンキンには冷えていないです。
甘くて、トウモロコシさはあまりないかな?
前菜 アボカドサラダ
本当はホタテのチーズ焼きですが私は貝アレルギーなので、アボカドサラダです。
サラダというかアボカドスライス。
インカ時代からあるというアボカド。ペルーでは頻繁に食べられているそうです。
ねっとりした食感で美味しかった!
メイン ハタハタのソテー
ペルー料理のメインにはかならずライスが添えられています。
海に面しているペルーなので、魚も豊富。
さっぱりと塩胡椒でソテーされています。
添乗員さんが「ポン酢ありますけど、いる人いますか?」と声をかけてくれたときはビックリしました。。
年配の人は半分くらい召し上がってからポン酢をかけていましたね。やっぱりなじみのある味を食べるとホッとするのかな。
デザート フルーツサラダ
このフルーツサラダを食べない日はなかったのでは?というくらいに食べていました。
ペルーは温暖な気候なので、フルーツは豊富にあるそうです。
紅茶もいただいて、バスの出発時間までは少し自由時間。
気候は温かいですが、季節は冬なので、冬の海です。
夏にはこの海でサーフィンする人も多いそう。また、近くにパラグライダーのできる場所があり、パラグライダーで空を散歩している人が見えるときもあるそう。
ランチが終わったら、バスに集合して博物館に移動です。
午後はラファエル・ラルコ・エレラ博物館見学
貴族亭として建てられてた建物が美術館になっています。
プレインカ時代の土器や装飾品が飾られています。
この旅ではインカ時代のものを多く目にする機会がありましたが、
どれも精密なものばかりでした。
ガイドさんの案内はここまで。
あとはフリータイムでお土産屋を見たり、別の博物館を見学したりします。
そう、ラファエル・ラルコ・エレラ博物館の敷地内にまた小さな博物館があります。
ユニークなコレクションが集まっています。こういうのばかりが貯蔵されています。
同じツアーの人とも「こっちのほうが楽しいね」なんて言いながら見学。
観光後はバスでホテルに戻りました。
昨日は一日移動だったので、このくらいのんびりと軽い観光でちょうどよかったです。