時の宿すみれをチェックアウトし、米沢駅まで車で送ってもらいました。
運転手さんに「上杉神社を観光するんだけどバスって本数ありますか?」と伺ったところ
「そんなに多くないので・・もしかしたらタクシーのほうがいいかもしれないです」とのこと。
米沢駅でコインロッカーに荷物を預ける
駅で降りたら、まずはコインロッカーに荷物を預けます。
構内にはなく、扉を出て左右にコインロッカーがあります。私たちはバス停前のコインロッカーに預けることにしました。
平日だからかコインロッカーはガラガラ。
電子マネーは使えず、100円で支払うタイプでした。(小型300円)
上杉神社までバスで行くかタクシーで行くか?
荷物を預けて身軽になり、バス停へ。時間は10時20分。次のバスは45分。。30分近く待つのは、もったいないということでタクシーで上杉神社に向かうことにしました。
すみれの宿の運転手さんが言うように、本数が少ないです。イベントの時には増えるのかもしれないですが、バス利用のときには確認したほうがよさそうです。
タクシーで上杉神社に向かう。
駅前でタクシーに乗り、上杉神社に向かいます。
タクシーの運転手さんに聞いたところ米沢駅からは2キロなので歩くと30分くらいだそう。。タクシーは、上杉城史苑の前で降ろしてくれます。
タクシーを降りた上杉城史苑の隣にメンチカツ・コロッケが販売してました。
朝ごはんでお腹が一杯なはずなのに、オットが「コロッケ食べよう」ということで、米沢牛コロッケを食べました。旅行ならではの食欲です。。
上杉城史苑はお土産が売っていますし、大型バスの駐車場近くにあるコロッケ。バスツアーならバスに乗り込む前につい、買ってしまうんでしょうね。
さて、コロッケは、うーーんあまり牛肉感がないかな。。ただ、牛肉なのかじゃが芋なのか?甘味があって美味しかったです。
神社に向かう参道には米沢名物を食べることができるお店があります。
帰りには鯉を食べましたよ!
上杉神社の摂社 松岬神社
松岬神社(まつがさきじんじゃ)は、松が岬公園(米沢城址)にある内堀の外側にあります。
上杉鷹山、上杉景勝、直江兼続、細井平洲、竹俣当綱、莅戸善政が祀られています。
平日だからか、本当に静か。ゆっくりと参拝することができました。
松岬神社の横には上杉鷹山の銅像と説明があります。
松が岬公園(米沢城址)の中にある上杉神社
米沢城本丸跡地を昭和31年に松が岬公園として整備開設。
お濠や石垣が残り、園内に上杉神社・稽照殿があります。
お堀には鯉がたくさんいます。
米沢で鯉が食べられている理由
米沢鯉の歴史は古く、今から約200年前の1802年に遡ります。
当時、「むくみ」や「乳不足」で悩む人達が蛋白質を補うため、わざわざほかの藩から鯉を求め医療に利用していたことを知った、第9代上杉藩主・上杉治憲公(鷹山公)は、養鯉の先進地である現在の福島県相馬市に伝授をこうため用人を走らせ、持ち帰った稚鯉を米沢城のお濠で育てたことが始まりとされています。
昔はお堀で鯉を育てていたとのこと。今は養殖しているそうですが、そうか、ここの鯉たちは鑑賞ではなく食用のために、と思うと複雑な気分です。
お堀を超えると、上杉神社の鳥居が見えてきます。
参道の入り口に掲げられた「毘」と「龍」の旗。
上杉謙信は自らを戦いの神、毘沙門天の生まれ代わりだと信じていたとされ、軍旗にもこの「毘」の字が記されていたといいます。
上杉謙信、上杉景勝と直江兼続、上杉鷹山の銅像もあるのですが、、オットの記念撮影をしてあげていたら自分の写真を忘れるという大ポカ。
境内はほぼ人がいませんでした。こちらも静かにゆっくりと参拝できましたよ。
戦国時代だと、どこでも家訓があり、立派。だからこそ、頂点を目指せるのかな。
上杉謙信の甲冑・直江兼続の愛の兜が展示されている稽照殿
上杉神社を出て、すぐお隣には、稽照殿(けいしょうでん)という宝物殿があります。
中は撮影禁止。
こちらには上杉謙信の甲冑や、直江兼続の愛の兜など、上杉家にちなんださまざまな宝物が収められています。
甲冑を見ると、そんなに背が高くない印象だったり、そもそもこんなに重いものを着て動くって(汗)
夏場とかあせもができそうとか、しょうもないことばかり思っていました。
松が岬公園内にある招魂碑
松岬公園(米沢城跡)の東南隅の高台に建っている大きな石碑「招魂碑」
この場所は、江戸時代には上杉謙信の遺骸(甲胄を着せた状態で、甕に納め漆で密封したと伝えられる)を安置した御堂が建っていた所で、明治になって米沢城跡は公園となり、謙信の遺骸も明治9年に御廟所に移されました。
招魂碑が建てられたのは明治11年4月、戊辰戦争および西南戦争(明治10年)で戦死した郷土の人を慰霊するためのものでした。
米沢市 企画調整部秘書広報課より引用
春になると桜が楽しめる場所としても有名。時期が違いますが、新緑が非常に綺麗でした。
伝国の杜 米沢市上杉博物館を見学
上杉神社から上杉城史苑に戻る途中にある、上杉博物館にも立ち寄りました。
伝国の杜の中は博物館と置賜文化ホールがあります。
博物館の50m先には上杉伯爵亭があり、レストラン・カフエがあります。また、2019年5月からは着物の着付け体験もできます。
今回は、上杉伯爵亭では食事をしませんでしたが、庭園を眺めながら米沢牛というのもいいですね。
さて、上杉博物館に到着です。
博物館を入って目の前には能楽堂があります。
能楽堂を右に進むと展示室があります。
展示の入り口ではsuicaペンギンがお出迎え。
東北地方の交通系ICはないので、suicaがメインになるようです。(車移動が多いせいか、駅でICカードが使えないエリアが多いような印象)
展示は撮影禁止。
米沢の歴史に関するものの展示が多いですが、印象的だったのが上杉鷹山シアター。
3面のモニターで見ごたえがありましたよ。
私たちが行ったときの特別展「上杉家 葵の姫のものがたり」
明治時代の貴重な家族写真や手紙が展示されていました。
昔の結婚って家同士の結婚。家同士とはいえ、幸せなそうな笑顔の写真ばかりでしたよ。
展示を出ると折り紙兜が沢山。。
東北地方は数々の武将たちがいたのねと改めて実感します。
情報ライブラリーでは米沢や上杉家の書籍がずらり。休憩もできます。
さほど混雑していなかったものの、団体ツアーもいました。米沢といえば、ですからね、当然です。
平日でなので、休日はもっと混雑しているのかな?
米沢市上杉博物館はすごく綺麗。帰ってきてから調べたら2001年オープン。
バリアフリーもしっかりしていて、通路も広くつくられていて、見学しやすかったです。