2023年11月に台湾最高峰・玉山登山(3,952m)をしました。
1日目はホテルから登山口まで移動し、登山口から排雲山荘まで。
急登やトラバースもありますが、整備された登山道です。
標高が高いし、山小屋なので、ぐっすり寝れたというよりも、寝て休んだという感じかな。
排雲山荘 出発前朝食
1時30分起床。
玉山山頂の出発前に朝食です。
過去の海外登山のキナバル山もキリマンジェロ山も、山頂アタック前に軽食が準備されます。
日本の登山だと食べないですよね?なんだか変な気分です。
メニューでは中華となっていますが、セルフサービスで饅頭・おかゆ・トッピング類のおかずです。
山頂に行った後はまた排雲山荘に戻ってくるため、必要な防寒具や飲み物などだけを持っていけます。
台湾最高峰・玉山(ぎょくさん)山頂へ
排雲山荘から玉山山頂までは、鎖場で怖かったため、写真は一切なし。
ほぼ無風、星空が綺麗でした。
排雲山荘(3402m)から台湾最高峰・玉山山頂(3952m)へ
出発は3時。
山頂までの高低差は550m、2.4キロ。
3600m付近で森林限界になります。
分岐が2か所あるので、要注意。
途中で落石防止箇所の登山道があり、その先が鎖場になります。
落石防止箇所の登山道にストックを置いて、鎖場をせっせと登って山頂を目指します。
暗いし、風が直撃して寒い寒い。
普段登らない鎖場で怖かった。。
台湾最高峰・玉山山頂(3952m)到着
5時55分に玉山山頂到着。
排雲山荘から約3時間かかりました。
玉山山頂に到着すると、ちょうど朝日がのぼってくるところでした。
幻想的な雲海と日の出です。
さすがに狭い山頂だけに少し混雑しているかなと思いますが、富士山に比べたら全然混んでいません。
さすがに山頂碑の記念撮影は並びますが、問題なし。
朝焼けの空・雲海・山脈に移る玉山の陰。
天気がとても良く、本当にうれしい限り。
山荘から玉山は急登と鎖場でゼーゼーしていましたが、山頂についたら元気でした(笑)
玉山山頂から排雲山荘に下山
同じルートで排雲山荘に下山。
鎖場を下山しますが明るいので、それはそれで怖い。なので写真はなし。
下りは視界もよいし、余計に怖い。
落石防止の屋根がある登山道を抜けると、木がたくさんあるので標高の高さを忘れそう。
登りは暗く気が付きませんでしたが、排雲山荘から山頂までも分岐があります。
漢字なので、分かりやすいですね。
排雲山荘まであと500m。
排雲山荘に到着
玉山山頂から排雲山荘は2時間かけて下山
朝食を食べたり、自分の荷物をまとめたり、寝袋をしまって返却したり、下山の準備です。
ブランチというか朝食
メニュー表を訳すと、ブランチと表記されていますが、気分は朝食。
ヌードルは具沢山です。
ソーセージ・かまぼこ・鶏肉?青梗菜・人参・葱・金針菜・ごまなど。
ヌードルはビーフンで、スープが熱々で具沢山。
山頂に行って寒かったので、スープが熱々で美味しい。
このヌードルが玉山・雪山の山小屋の食事で一番おいしかった・・・!
どの山がよかったというよりも、
その時にどんな天気だったかも重要と思っている私。
玉山は、登山道も良かったし、山頂で天気に恵まれたのは本当にラッキー以外の何物でもない。
排雲山荘から塔塔加鞍部(登山口)に下山
1日目と同じ登山道で下山していきます。
下山は疲れもあるし、足元が不安定になりやすいので、注意しながら下山です。
休憩所「白木林観景台」でランチ休憩
休憩所「白木林観景台」で長めの休憩。
それにしてもお腹が空かないけども。
おにぎりとバナナです。
おにぎりは、寒さを経てなのでボソボソしていました。
やはり初日に食べておけばよかったです。
お手洗いをすませて、下山です。
他の登山客の追い抜きもすれ違いも、さほどありません。
台湾でも大人気の玉山。
人気な山なのに、混雑せずに自分たちのペースを保って歩けるのはすごいかもしれません。
下りは足への衝撃がそれなりに感じます。
筋肉痛になるやつだな、、と思いつつ、休憩時にはせっせとストレッチ。
名残惜しいけどもせっせと歩いて行きます。
台湾には他にも3,000m級の山が連なっていて、登山しがいのある国。
登山好きが多いというのもわかります。
塔塔加鞍部(登山口)到着
14時15分ごろに、塔塔加鞍部(登山口)到着。
帰りの車は、排雲ビジターセンターは通過し、東埔山莊(トンプーサンソウ)まで。
東埔山莊から宿泊先の東埔(トンプー)温泉地までは、バス移動の時間が長い。
また山道が続くのか、、酔ったら嫌だなー。。トイレでサポートタイツを脱ぎ(笑)ツアーバスに乗り換えました。
ツアーバスに乗るときに、温かく香りのよいお茶をいただき、ほっとひととき。
途中でコンビニ休憩をしながら、東埔(トンプー)温泉のホテルに向かいます。
台湾最高峰・玉山(ぎょくさん)登山の感想
とにかく天気がよくて、よかったです!
現地ガイドさんも台湾の国民性がでているんだろうか、、単なる個性なのかは謎ですが、明るく楽しい方でした。
山小屋も快適ですし、食事も美味しくいただけました。
登山道・山頂が大混雑していないので、オススメです。
やはり排雲山荘の宿泊者人数が限られているというのがこんなに快適なのかとびっくりしました。
整備されていますが、急登・トラバース・鎖場もあり、登りがいのある山。3,400m付近にある山荘を超えても樹林帯で、3,500mをこえると森林限界という日本とは全く違う気候。
ゴールデンウィークやお盆は日本の山はどこも大混雑するなら、あえて台湾最高峰・玉山(ぎょくさん)というのもオススメです。