実家の片付け

実家の片付け奮闘記#4  3泊4日で生活空間を断捨離

断捨離 実家
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こんにちは、ひよこです。

母の病気発覚後、帰省すると、いつも以上にモノが増えて、汚くなっている実家。
実家の片付けることを決意をした私が感じた、片付けの認識の違い。

掃除とは、掃いたり拭いたりすることによってゴミや汚れを取りのぞくこと。
片付けとは、散らばっているものをきちんとした状態にすること。

不用品を捨てて、必要なものを残して(片付け)、拭き掃除したり掃除機をかけて(掃除)、所定の位置を決めて戻す(片付け)。
この、不用品を捨てての部分が一番の難関。

母が病気になって、弱ったところに畳みかけましたが、母自身が「片付けをしないと孫に嫌われる」という思いがあったのかもしれません。

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実家の片付けの目的

親の生活に合わせて、住みやすく片付けをして、掃除をしやすいようにする。
ですが、母がそれを心から承諾しているかというとまた別問題。

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実家の片付け 母と娘の物に対する認識違い

承諾を全くしていない親に対して「住みやすく片付け・掃除しやすいようにする」という状態にしようとすると、同じモノの認識違いがあります。

親からしたらまた使うかもしれないモノ=必要品
子供からみると使っていないモノ=不用品
ここで意見が食い違い、親と喧嘩になるのもよくある話。

幸いにも母は片付けをしないといけないとわかっているけども、でも!!という心境でした。
だから、片付けをしに行くといったときは「片付けをしたくない」ではなく、「自分でやるからいい」という返事だったのです。
だから、掃除・片付けができたんだと思います。

好きな食器の断捨離が喧嘩の元

一番大変だったのが、母が好きな食器の片づけ
料理好きな母は食器も大好き。シーズンに合わせて、料理に合わせて様々な食器があります。
食器棚からあふれて、あちらこちらにあるし、そもそも洗った食器を片付ける場所がないというカオスっぷり。
いらないものといるものを分けるのが一番、大変だったかも。。

使っていないくせに
「まだ使えるのに、なんで捨てる必要があるのか!」と言われましたよ。
「食器棚に入りきらないじゃん!ほとんど埃かぶっているし使っていないじゃん。」
との応戦していました。

コミックエッセイ「そのとき、あなたは実家を片づけられますか? 」にもありますが、実家の片付けには親との喧嘩は付き物です(苦)

実家の食器の片付けの手順

①すべて出す
②残すもの・捨てるものの分別
③残すものを所定の位置を決めて収納

まずは、すべての食器を出しました。びっくりするくらい、出てくる出てくる。
母も存在を忘れていた見たことがない食器もありましたよ!驚

処分したもの
・子供のころは5枚セットだったものが1枚しかない食器は処分
・お茶碗・味噌汁用の器は20個ほどあったので、帰省して必要な分(6個)以外
・ダブっている食器(茶碗蒸し用・マグカップなど)必要分を残してそれ以外
などは処分しました。

残したものは
必要な食器以外にも
・私たちが帰省するときのために買ったガラスのコップ
存在を知らなかった・汗。それまでないと思って、お茶用コップでビールを飲んでいました。この片付け以降から使うようにしています
・思い出のあるものも少し残しました。
・父が生前愛用していた食器や湯飲み、結婚のときに作ってもらった花瓶
・これはだめーと強く拒否されたもの

半分くらいの食器を捨てて、食器棚の8割くらいの量になりました。
これが適正かと言われると、微妙。
一気に減らすのも母のストレスになって、新な食器を買う可能性もあるため、この段階では適正という判断です。

いくら食器が好きとはいえ、母自身もすべてを把握できておらず
時には「あれ、こんなのあったかしら?あー〇〇で買ったんだ」ということもあり、
食器の残すものの選別で4~5時間かかりました(滝汗)

食器を片付けて分かった母の老い

実家の食器の片付けを通して、
母の料理好きなこと・食器もいろいろと工夫してくれていたこと・など子供のころの思い出がよみがえるとともに、
年を重ねて、複雑な工程の料理は作れないんだなと。

そんな母の老いを感じる片付け作業でした。

断捨離した後の帰省。母の笑顔が増えた

兄には「実家、片付けたから」と連絡はしました。
断捨離した後に兄一家が年末の帰省した際に家に入った瞬間に甥っ子が
「わーーー!綺麗だね」
と、大きな声で叫んでいました。これには、母も兄も苦笑いしていました。

今までは食器があふれていて、義理姉が台所に入っても、どの食器をとっていいのか・片付ける場所はどこなのかが分からずに困っていました。
結局、私か母が食器を選んでいて、義理姉がせっかく手伝おうにも手伝えず、戸惑うことも多かったです。

が、断捨離後は、食器もこれでいいですか??片付けも手伝えるようになって、義理姉も少しほっとしたように感じます。

何よりも、モノが減ったことにより、部屋が広くなました。
広い場所なので、皆がリビングにいる時間も増えて、母の笑顔も増えました。

本当に労力を使いましたが、断捨離できて良かったです。

ABOUT ME
ひよこ
結婚を機に三鷹に引っ越してきました。 三鷹の美味しいお店や生活情報を中心に、中央線沿線のお店や趣味の登山や旅行について書いています。 新しいお店の情報やブログの感想などは【お問い合わせフォーム】よりいただけると嬉しいです。

実家の片づけの最大の壁は「親との関係性」
私が実家の片づけをするにあたり、読んでよかった本を紹介します。

そのとき、あなたは実家を片づけられますか?

人間関係さえうまくいけば、実家の片付けもスムーズです。
あるあるなことばかりが、凝縮されていてどう解決していくか。非常に参考になりました。

読んだ感想 両親が元気なうちに“実家じまい”はじめました

両親が元気なうちに”実家じまい”はじめました

「実家じまい」なので、片付けというよりも親との関係性を上手に構築していくのに参考になりました。

いつかは実家じまいもしなくてはいけませんが、、その時にもしっかり読み返すことになるでしょう。。

読んだ感想 「両親が元気なうちに“実家じまい”はじめました」